世間から”アラフォー”と言われる年頃から、体の変化に気がついた。
若かりし頃より、ひと周り大きな着ぐるみを着たようなシルエット。体中、掴むと
弾力ならぬ重力に負けた柔らかすぎる贅肉・・・。
”中年太り”とはこのことか・・と絶望に陥る。
服を買いに行っても、「隠す」ことが前提で鏡を見ても楽しくない・・といつか年配の
女性が言っていたなあ。
しかし、ここで落胆しているよりも出来ることを初めてみよう!と一念発起した私が
ピックアップしたのは「筋トレ」もしくは「ヨガ」の二択であった。
体のカチカチに硬い私が、雑誌で見るような「ヨガ」の先生みたいにしなやなかに
伸びた手足と贅肉のないお腹になれたなら、”女”であることが毎日幸せであろう。
精神的にも満足した生活が待っているに違いない。
しかし、せっかちな私にとってゆったりと瞑想の世界に入るような時間が週に
どれくらい持てるだろうか。
仕事と主婦業の合間に・・と考えた時、小学生と高校生の怪獣の顔が浮かんだ。
「筋トレ」にしよう・・・
私がカーブスを選んだ理由
休日は怪獣達の部活に付き合うため、確実な時間は平日の仕事が終わってから
夕食作りまでの1時間である。
素敵な男性コーチがいるであろうジムにも興味津々ではあるが、ここは
現実に戻って考えてみよう。
①自主トレ形式ではなくジムに通って教えてほしい(自主トレではおそらく続かないから)
②結果を出すためにもなるべく回数を通いたい
③予算が家計を圧迫しない程度であること
④面倒な予約制は嫌だ(行ける日、行きたい日や時間に予約なしで行きたい)
この4点をクリアできるのは女性専用の筋トレジム(?)「カーブス」のみであった。
幸い、車で15分くらいの場所に開設されたことも良いご縁であったと言える。
「カーブス」ってどんなことをするの?
まず、会員の方は60歳以上の女性が多くコーチも全て女性である。
12種類のマシンとそのマシンの間に足踏み用のボードが円状に設置されている。
マシンはスクワットなどの下半身を使うものと、腕や胸筋、背筋などの上半身を
使うものがバランスよく配置されており、各マシンにかかる時間は30秒。
音楽に合わせてマシンを動かし、30秒したらチェンジの合図で交替する。
マシン⇒足踏み⇒次のマシン⇒足踏み⇒さらに次のマシン・・と、イス取りゲームの
感覚で流れていく。全てのマシンを2周行い、最後は約15分間のストレッチ。
指導してくれるコーチが常に円の中心にいるため、心強いし良い意味でサボれないのだ^^;
(※イメージ画像)
カーブスの魅力と心境の変化とは
初めの頃はしんどいと感じていたマシンも1月、1年・・と続けるうちに平気で
動かしている自分がいた。また、”中年太り”解消の目標を掲げて入会したが、
体重は大きく変化していないものの、見た目が引き締まったことは事実である。
更に、ダイエットだけのつもりで入ったが、続けていくうちに”将来の健康”を
考えさせられるようになった。
40歳を過ぎて、平坦なところでもつまづいたり、持ったものを良く落としたり
している自分がいた。違和感を感じていたが、確実に筋力の低下という
老化現象であったのだ。
健康的に歳を重ねることは辛くない。なぜならカーブスに通うお姉さま方(?)は
みんなハツラツとしている。
https://t.felmat.net/fmcl?ak=O41208.1.J78274U.C52547N
まとめ
私が歳をとっていく分、両親も歳をとる。
夫の両親と同居をしていることもあり、その世代の姿が「いつか自分たちもたどる道」だと
教えられることが多々ある。
私自身の両親も義父母も”女性”である母親達は比較的元気でハツラツとしているが、
”男性”である父親達は出不精になり、愚痴っぽくなった。
仕事と主婦業を両立して、器用に生きる”女性”たちが健康でいれば、
きっと怖いものは何もない。
ちなみに「男性専用カーブス」がなぜないのか?というと、”男性”は続かない・・のだそう。
・・でしょうね^^;