30歳後半くらいの頃からでしょうか。
もともと、色白でシミやほくろが出来やすい体質の私は悩んでいました。
ほくろも若い頃から何度か病院でレーザー治療や切除を行いましたが、
新たに、頬骨のあたりにのっぺりと横長のシミが目立ってきたのです。
そう、これがまさしく”肝斑”です!
生理前には更に濃くなり、コンシーラーでも隠せない程に・・。
年齢と共に増え続けて減ることのないシミ。少しでも改善できる方法を
調べて検証してみました。
治療や対策をするには、まずシミの種類を理解すること
シミには種類があります。大まかに、よく耳にする2つの種類を挙げてみます。
①老人性色素斑・・加齢や紫外線が原因でできるシミ。シミ自体の輪郭がはっきりしている。
②肝斑(かんぱん)・・女性ホルモンが原因で発症する。妊娠などにより誘発、悪化することもある。
①の老人性色素斑と言われるシミは一般的に私たちがイメージする年齢と共に出来る”シミ”だと思います。
女性だけではなく、中年男性の頬やこめかみ近くにも見られますよね。
②の肝斑は、私のように頬骨のあたりにのっぺりと輪郭がなく、ぼやけたようなシミ。
左右対称に出来ることが特徴で女性ホルモンが関係するため、男性や高齢者にはほぼ見られないシミのようです。
但し、治療や自己改善を検討している方は病院できちんとシミの種類を見極めてもらってくださいね。
種類を間違えて効果のない市販の薬を使用しても勿体ないので^^;
皮膚科と美容クリニックの治療のちがい
シミを改善するということは、薄くしたい・・というよりも「結論シミをなくしたい!」
という思いではないでしょうか。
とすれば、塗り薬や内服薬では改善の効果が出ない・・と私は思っています。
では”シミ取り”をするために私が相談に向かった病院でのお話です。
①美容ではなく通常の皮膚科の場合
こちらでは、液体窒素を使って冷凍凝固処置を行うというもの。
その場で液体窒素をシミに当てていき、数日後かさぶたとなって剥がれるというもの。
痛みも少なく、通所の病院なので保険が適用され、治療費も安いのが嬉しいですね。
数日、マスクでごまかしておけば、数週間でお化粧で隠せるぐらいになるそうです・・が、
この方法は私の”肝斑”には使えないと言われました。”肝斑”にはレーザー治療も使えないようです。
肝斑には塗り薬と内服薬を・・と勧められてしまいました。
②美容クリニック(美容皮膚科)の場合
あきらめて、今度は美容クリニックへ向かいました。
費用が高くなることは辛いですが、承知の上で・・。
こちらでは、”肝斑も治せますよ”と言われました。まさしく天の声。。
一般的なレーザーではなく、肝斑用の医療機器があるそうでそちらを使用するようです。
しかしその後、こんなやりとりが・・
先生:治療期間中は日焼けが禁物ですが、大丈夫ですか?
私:あ、子供の部活がありますが日焼け対策はしますので・・
先生:野球?それともサッカー?
私:や、野球です。
先生:そうですか・・残念ですが、今はおススメできません。
野球が終わるまで他のシミも出し切って、それから治療にかかりましょう。
そうなんですねぇ・・( ノД`)
市販のお薬「トランシーノⅡ」の効果とは
美容クリニックの先生にも、治療までの内服薬を勧められました。
この薬は保険が適用になるので安いのですが、1回5錠×1日2回という量。
以前にも通常の皮膚科で頂いて飲めずじまいであったことを明かすと、
「値段は高くなりますが、市販の肝斑用のお薬なら同じ効果で1回2錠とかで
良いのもありますよ。トランシーノⅡとかね。」
1日4錠なら・・と思い8週間のトライアルを決めました。
値段は2ケ月分で約7000円ぐらいです。
通常のトランシーノとは違う、肝斑用ですのでご注意を^^/
※持病や継続して服用しているお薬がある場合は医師にご相談ください
このお薬、そもそも2ケ月以上は継続して服用しないようにとのことで、
「2ケ月で十分な効果が認められていますので。。」と説明書きがありました。
服用を始めてから1週間、2週間、1ケ月・・と経ったころ、肝斑が薄くなってきました!
定期的にお世話になっているエステティシャンの方にも褒められ、顔全体に透明感が
出てきたと言われました。
しばらくは、コンシーラーを使って隠せそうです^^
結論、あくまで個人の感想ではありますが、「トランシーノⅡ肝斑用」は効果ありです!
まとめ
美容クリニックでは日々、技術が進化をしているので思い切って相談に
行ってみると良いですよ。近頃は料金も明確になり、分かりやすく説明してくれますし。
私もまだしばらく、本格的な肝斑の治療にかかるまでには期間がありますので
しっかり美容のためのヘソクリをしておくつもりです^^