2020年はとんでもない年になった。
”新型コロナウイルス”という世界中を巻き込んだ「パンデミック」を
この人生で経験することになるとは思ってもいなかった。
年明けからジワジワと日本にも迫ってきたこの”感染”という恐怖は
多大な悪影響をもたらしている。
4月には緊急事態宣言が出され、5月6日での解除も期待できない。
学校再開はどうなるのだろう?
経済はどうなっていくのだろう?
9月入学制をどう考えるべきか
私には大学生と中学生の息子がいる。
この4月から、長男は大学2年生、次男は中学3年生になった。
学校再開について悶々とした気持ちでいる中、ここ数日ニュースで問われている
”9月入学制”について考えてみた。
(9月入学制(進級)にするメリット)
・新学年を一からやり直せる。
(学習、部活動等の意欲と目標ができる)
・大学受験の季節を変えることができる。
(冬の悪天候やインフルエンザの不安を解消できる)
・夏の甲子園など、真夏のスポーツ大会の時期を調整する機会になる。
(熱中症対策になる)
・世界では9月入学制の国が多く、この機会に「世界標準」に合わすことができる。
(この先新学期からの海外留学生などの受け入れ等がスムーズになる)
(9月入学制(進級)にするデメリット)
・これから4ケ月間の生活に不安がある。
(子供が家庭でいるため仕事との両立が心配)
・学費、生活費の問題(大学や専門学校)
子供の年代に応じた問題点とは
9月入学制にするためには、4月~8月までの間、子供の年代別に応じた問題点がある。
(乳児~小学校中学年)
子供が小さいため両親が仕事と育児の両立が一番難しい年代。
保育所や幼稚園(もしくは児童館)は継続して開所し、安心して子供を預けられる環境が
必要だと思う。
(小学校高学年~高校)
しばらくの学習面や生活態度が気になるものの、親子互いに連絡も取りやすいため、
比較的不安は少ないと思われる。
(大学・専門学校)
問題は学費と生活費。授業料や家賃も高額であるため4~8月分の
プラス5ケ月の費用が心配になる。
国民全員に一律10万円の支給が決定してはいるものの、
コロナの影響で収入が激減している両親やバイトを解雇された学生も多い。
退学という選択をしなくても良いように、何とかその間の国策を早く打ち出してもらいたい。
まとめ
私は個人的には9月入学制に賛成である。
何とか子供たちに新学年の学校生活を取り戻してやりたいと願う。
次男に至っては、何もやり切れないまま中学生活を終えてしまうとなれば、
あまりにもやるせない。
4月20日から、長男の大学でもWEB授業が始まった。
春休みに帰省し、緊急事態宣言が発令されたため神戸へ帰れず、実家で
授業を受けている。WEB授業が開始されてから早々に送付されてきたのは
前期の授業料の納付書であった。
納付期限は7月末までと少し猶予はあるが、経済の復興はまだしばらく先ではないだろうか・・。