”宿題をしなさい!!”
”あと5分したらするから!”
結局翌日の朝、登校前に急いで宿題をする息子と私の日常会話。
体を動かしたり人を笑わせたり、歌を歌ったりすることは大好きなのに、
自分が嫌いで苦手なことはなかなか行動にうつせませない中学1年生です。
よくある話だし、男の子はそんなものだと言われることもありますが、
何とかやる気と集中力をつけさせたいと悩みました。
嫌いなものナンバー1が”お勉強”であるため、成績もそりゃそうだろうな・・
という結果です。高校受験までに”普通”のランクにするために試みた
(現在進行形ですが)ことをまとめてみました。
褒めて育ててみる…?
子育てのマニュアルにもあるように、”子供は褒めて育てるべき”を
実践してみました。
・テストの点が前回より少しでも良くなったとき
・苦手な教科の問題を少しでも理解できたとき
次回も頑張ってくれるかと大げさに褒め讃え、息子の嬉しそうな表情も
確認しました。
しかし、その時だけのことで継続はしませんでした。
とある本に書いていたのですが、子供を褒めて育てるということは
悪い事ではありませんが、”頑張って出来るようになった”ことより
”褒められる”ことに喜びを感じる傾向にあるようです。
次回につなげるためには”褒められる”ことにこだわるよりも、自分で
”自分の成長を喜ぶ”必要があるのだと納得しました。
自分のおかれている状況を理解させ、せねばならない環境に放り込んでみる
中学校に入学するとすぐにテストがありました。
息子にとっては初めて学年で順位がつくというテストです。
結果は後ろから数えて数人目という順位・・・。
部活仲間の中でも最下位でした。
これには私よりも主人よりも本人が打撃を受けた様子でした。
それから、ちまたではスパルタと言われる塾に通い、成績も
徐々に向上しています。
地味ではありますが、これが息子にとって第一段階のやる気スイッチ
であったのかもしれません。
まとめ
先日、ある講演会でおもしろいお話を聞きました。
人生80年として、それを1日(24時間)で例えてみた時、ちょうど
お昼の12時が私達の年代、40歳となります。1日の半分を終え、後半
これから何をしようかと楽しみにしている年頃であるとのこと。
では12歳の息子は1日で例えると、まだ朝の3時頃だと言うのです。
朝の3時はまだ目覚めることなく眠っている頃・・。
つまり、目覚めてスイッチが入るのはもう少し後のようです^^;