気が付けば40歳を過ぎていた。
子育ても落ち着き、少しずつ時間が出来てきた頃、自分の姿に嫌気がさした。
お風呂に入ると浮き輪のようなおなかの贅肉、下着を着けるとでこぼこの
シルエットができる背中。
若い頃は自分には無縁と思っていた”中年太り”である。
そんなに食べているわけでもなく、独身時代より家事に育児にと体を動かしてきた
つもりであるが、そんなことは新陳代謝の落ちた老体には何の効力もなかったのだろう。
「これは、まずい・・・」
人生の後半は自分のために楽しめる人でありたいと常々思う。
自分の姿を「醜い」と卑下するようでは、結局何も楽しめないだろう。
まずは、若さを武器にはできない分、”自分磨きの方法”を変えていかねばならない。
綺麗な服やアクセサリーで着飾る前に、自分自身をメンテナンスするために試みた
ことをお伝えしよう。
まずは下着のサイズを見直すべき
若い頃から体も胸も小さく、ブラは頑張ってBカップだった。
その記憶のまま、30歳の後半までそのサイズをデザイン重視でつけていたが、
大きな間違いであった。
脇肉の異様な状態を見て違和感を覚えた私は何年かぶりに
下着のお店でサイズを測ってもらった。
すると、なんとDカップのものを勧められたのである。
私の人生でDカップをつける日がくるとは思いもよらなかった。
確かに中年だし、出産してるし・・・
でも、見た感じそんなに大きくなってないと思うんだけれど・・・
店員さんの話では
「お客様の年代ぐらいから、だいたいサイズを変更されます。
お体の肉質が柔らかくなりますので、流れやすくなるお肉を寄せて上げると
サイズアップしますよ」と^^;
サイズアップで新調した下着をつけると、なるほどフィット!!
嬉しいような、虚しいような・・・
それでも着け心地とシルエットを見ると納得できる。
大きくなった(?)胸を張って颯爽と歩いてみると、お店に入る前の私より
グンと気持ちが前向きになった^0^
可愛いだけの合わない下着はもう要らない。
間違ったサイズの下着はスタイルを崩すきっかけになるらしいのでご注意を。
お気に入りのメーカーは下着の老舗”ワコール”。
大人可愛いデザインとワイヤー入りでも窮屈感のない感触が私のおススメの理由だ。
髪の毛を手入れしよう
ある日テレビに映った”松田聖子”
50歳を過ぎても変わらぬ美しさ。タレントさんなので多少の造作はあるとしても
私を強く惹きつけたのは、手入れの行き届いた長いつやつやの髪の毛。
私も定期的に美容院に通ってはいるものの、
「毛根はありますが、髪の毛自体が細くなってきてますね~」と馴染みの
美容師さんから正直なご意見を頂いた。
細くなるということはもちろん全体が薄毛になるし、私の気になるクセが出やすく
なるらしい。ハリやコシがない髪の毛は直毛ではなくうねってしまうそう。
そこで、自宅では育毛剤とヘアトリートメントの使用と美容院では3度に1度は
縮毛矯正をしてもらうようにした。髪型はボブ~セミロングまでのストレートヘア。
(無理をしてパーマやロングヘアを望まない。)
育毛剤は毛根が無くなってからではなく、あるうちに使用すべきらしい。
注意すべきは、白髪染めとのセットなので傷まないように信頼できるお店にお願いしよう。
その結果、実践から4年を過ぎた今でも髪の毛はさらさらで綺麗だと
羨ましがられるようになった。
特に女性の方からのお褒めが多く、髪質改善は成功であったと、とても嬉しい^^v
(オススメのヘアケアアイテム。”ビューティーラボ”の美容液トリートメントと
”花蘭咲”の育毛剤。市販や通販ですぐに入手出来るので、手軽に始められます!)
まとめ
女性にはその年代それぞれに悩みはあるもの。
中年になっても”変わりたい気持ち”次第で自分を改善していくことは可能である。
大切なのは、容姿を自分の理想に近づけること=自分に自信を持たせることであると思う。
その結果前向きになれば、残りの人生は楽しむことができる。
40代だからこそ、服やバッグの購入代を自分自身の見た目の投資へ一部変更しても良いのでは?