夫の両親と同居をしている妻として、一番のキーポイントは姑との相性です。
男性は本来「マザコン」と称されますが、こちらは理解済みです。
かつて、ドラマでしていた「冬彦さん」ほどの異常ではなくても、やはり母親は
絶対的存在で、夫が大人になるほど、母親の小言にも優しく対応しています。
(面倒くさいので、口ごたえをしないという時もあるようですが・・・)
両親と同居をしていると、そんな夫がいつまでも子供に見えてくるのは、私の
意地悪な見解でしょうか^^;
さて、そこで姑について世間の意見と比較しながら考えてみました。
姑と同居をして気付いたこと、気付かされたことをお話しします。
◇姑の性質と行動を理解する
例えば姑は私から見ると、こんな人です。
(短所)
・言いたいことはストレートにはっきりと言う
・一言余計だと思う時がある
・些細な事ではあるが、自己中心的で周囲に気をつかわない時がある
(人のものを勝手に使用し、元の場所に返却していない・・など)
初対面の人は姑のパワーに圧倒され、きつい言葉遣いに「この人、苦手・・」という
印象を受けることが多いようです。(初めの頃は私もそうでした)
(長所)
・グサッと嫌味を言うが、後はしつこく根に持たない
・口も出すが、手助けもする
・メンタルが強い
長年、姑の言動や行動を見ていると短所と思っていた部分は「でも、こうでもあるかな」と
長所に結びつくことに気づきました。
自分も含め完璧な人はいないので、許せる部分を増やしていけば、きっと「相性が合う」と
言えるようになるのかもしれませんね。
◇夫の母と意識するより人として尊敬出来るかどうかを考える
夫の母親、姑と思うと相手を理解しようとする前に一枚の壁があります。
これが、近所のおばさんや友人のお母さんとなるとすんなりと受け入れられることが多いものです。
相手を知る前に、やはりどこか敵対心があるということでしょうか。
しかし、人は敵味方関係なく、自分に出来ないことをやってのける人を尊敬できるものです。
嫁姑の関係は、日によって少しずつ変化しますが、ゆるがない姑への尊敬部分を3つピックアップしてみます。
①とにかく料理が上手である(和・洋・中なんでも作ることができる)
田舎なので野菜や魚を頂きますが、上手につかって美味しいものを作ります。
無人島でサバイバルで生き残るためには、こういう人が必要だと考えたことがあります^^;
②おもてなしの気持ちが凄い
来客が来るといえば、得意な料理をふるまい、パワフルなおしゃべりで雰囲気を楽しませようと奮闘します。
自分も楽しんでいるという訳ですが、相手を思いやる「おもてなし」とは、こういう事なんだろうと感心します。
③誰かの役に立っている
とにかく、よく動くんです。性分と言えばそうですが、一言余計な事を言いながらも、
すべき行動はきちんと行うので、リーダー的存在で多くの人から頼りにされています。
まとめ
私は結論、姑を好きか嫌いかと問われると「どちらでもない」と答えます。
そういう感情ではなく、妻として母親として、自分と同じ立場で比較したときもそうですが、
何よりも、人として尊敬できる存在であることは間違いありません。
そこが一番重要なポイントではないでしょうか。
尊敬と感謝の念を持てないと、夫家族とは、長くお付き合いはできませんからね。