近頃では、様々なライフスタイルがある。
夫婦のあり方においても、「仮面夫婦」「卒婚」「熟年離婚」「セカンドパートナー」など
新たな言葉が続々と生まれている。
冷めきった幸福感のない言葉のように思われるが、実はどれも全て、結婚生活を維持しようと
努力した末の苦悩の決断であると言えるだろう。
結婚生活は時に疲れる。
人は貪欲な生き物だから、どんなに理想の相手と結婚出来たとしても一生100点満点という結婚生活はない。
妄想好きな筆者は思う。
もしかしたら、”人生の最期を共に過ごすのは、家族でなくても良いのかもしれない”
良好な結婚生活にも疲れを感じる時
夫や子供との関係は決して不仲ではなく、比較的良好。
些細な不満はあっても、文句を言うほどでもない。
それでも疲れを感じる時がある。
人それぞれではあるが、私の場合はこんな時。
1.夫や子供の様子を伺っている(気遣っている)時(精神面・体調・行動など)
2.いわゆる”名もなき家事”で時間をとられている時
3.夫と意見を交わす時(お互いの主旨がかみ合わない時)
これらは本来、共同生活をしていく上では必要な事であり、日常で誰もが無意識に行っていることかもしれない。
つまり、私たちは結婚生活を良好に保つための”維持活動”に、時に疲れているのである。
疲れた時の対処法
疲れがストレスに変わる前に心身ともに癒すため、とにかく自愛することである。
私のオススメは下記の通り。
1.良い睡眠をとること
そのためには、軽く筋トレをしてみたり、岩盤浴に行ってみたり、アロママッサージで休眠してみたり。
定期的に心身のメンテナンスを行うつもりで、”溜めこまない体質”を作ることが大切である。
2.気の合う友人と食事に行く
とにかく話を聞いてもらう。面白おかしく語り合う。
食べて笑って、また頑張れる活力をもらえる。
女性に産まれた特権は、この最高の時間にあると思う。
3.一人の時間を大切にする
毎日の生活に主婦の時間は限られたもの。
それでも疲れているなと思った時は、しばらく手抜きの食事にして
自分の時間を確保してみる。少々ズボラになっても良いのだから。
夜、夫は寝室でテレビを見て、子供は各自部屋へ入り、私はリビングで読書をする。
睡眠前の30分でも15分でも良いだろう。不思議と気持ちが落ち着いてくる。
4.夫や子供が”自分の全てではない”と考える
確かに家族はかけがえのない大切なもの。それでも、子供はいつか自立し離れていくし、
夫には、まさか!という様な出来事で裏切られたりして、感情が振り回されることもある。
家族以外にも大切なことはきっとある。支えてくれる気の合う友達や両親、やりたいことや、
学びたいこと・・。色んな要素で私は楽しめている。
実は家族も、その要素である私の1ピースに過ぎないのだ。
まとめ
結婚生活は長い。
人それぞれに、その維持活動に頑張っている。疲れた時はしっかり労り、明日に備えよう。
そしてその人生を自分なりにやり切った時、最期は側にいて居心地のよい大切な人と
過ごしたいと思う。家族?友達?パートナー?
最期のご褒美は、きっと「自由な決断」かな。